〈憤怒の罪〉
メリオダス
梶 裕貴
〈七つの大罪〉の団長。魔神王の息子だが、女神族エリザベスと恋に落ちたことで魔神族を裏切り、最高神に“永遠の生”の呪いをかけられる。呪いを解くため3000年の旅を続けてきたが、魔神王復活により再び起きた「聖戦」に終止符を打ち、ついにエリザベスと結ばれる。
リオネス王国の王女
エリザベス
雨宮 天
リオネス王国の第三王女であり、最高神の娘の生まれ変わり。メリオダスと出逢い恋に落ち、3000年前の記憶を取り戻すと命を落とす“永劫の輪廻”の呪いを魔神王によってかけられていた。魔神王を倒し呪いから解放された後、メリオダスと結ばれ思い出の地を巡る旅に出る。
しゃべる豚
ホーク
久野美咲
正体は煉獄から魔神王に連れてこられた生物で、本名はマイルド。その目は煉獄とつながっており、メリオダスを監視するための役割を担わされていた。魔神王が打倒された後、兄・ワイルドと再会を果たす。
〈嫉妬の罪〉
ディアンヌ
悠木 碧
〈七つの大罪〉でも一、二を争う怪力を持つが、本来はとても優しい巨人族の少女。キングと約五百年間生活を共にして、お互いを想い合う仲となった。魔神王と交戦するキングから遂にプロポーズされ、決戦後、共に妖精王の森へ帰還する。
〈強欲の罪〉
バン
鈴木達央
不死の肉体を持っていた青年。妖精王の森にある「生命の泉」の力で不老不死となるが、キングの妹で恋人であるエレインを蘇らせるため、すべての力を注ぎ込み不死の力を失った。全ての戦いの決着後、エレインと共に旅に出る。
〈怠惰の罪〉
キング
福山 潤
妖精族の少年で真の名は「ハーレクイン」。七百年前にディアンヌと出会ってからずっと恋をしていた。魔神族との戦いで覚醒し大人の姿となり、魔神王との決戦に際してプロポーズ。三代目妖精王として、ディアンヌと共に故郷の妖精王の森へ帰る。
〈色欲の罪〉
ゴウセル
髙木裕平
メガネをかけた中性的な美少年。その正体は心を持つ人形。数十年前、恋仲にあった王女との死別から感情を捨て記憶を封じていたが、仲間たちの助力で本来の自分を取り戻した。「聖戦」後、自分が何をすべきかを探すための旅に出る。
〈暴食の罪〉
マーリン
坂本真綾
「ブリタニア一の魔術士」と呼ばれる美女。その魔術は最上位魔神を圧倒し、「反則」と称される程の実力を持つ。魔力によって自分の刻を止めているため老いない。魔神王との戦い後、〈七つの大罪〉から離れ、キャメロットの王・アーサーと共に行動する。
〈傲慢の罪〉
エスカノール
杉田智和
夜は大人しくひ弱であるが、日の出と共に力が増し、正午になるとピークに達する「太陽」の恩寵を持っていた。ピーク時は他の〈七つの大罪〉の力を軽く凌駕し、性格は傲慢そのものになる。「聖戦」では、魔神王撃破に自らの命を燃やし尽くした。
次期魔神王
ゼルドリス
梶 裕貴
メリオダスの弟で元〈十戒〉の一人。メリオダスの裏切りを憎み、魔神王の代理を務めていたが、恋人であるゲルダを処刑しようとした父の目論見を知ったことで反旗を翻し、〈七つの大罪〉に加勢。魔神王を打倒し、メリオダスと和解した。
吸血鬼族
ゲルダ
甲斐田裕子
吸血鬼一族。ゼルドリスが心から守りたいと思う恋人。魔神王の謀略から守るため封印されていたが、〈七つの大罪〉が魔神王を討ち倒したことで解放される。戦いの決着後はゼルドリスと共に魔界へと戻る。
〈四大天使〉の一人
マエル
東地宏樹
「死の天使」と魔神族から恐れられる存在。死んだと思われていたが、3000年前の「聖戦」を止めるための禁呪により、メリオダスの弟、〈十戒」の一人のエスタロッサとして認識されていた。〈七つの大罪〉によって禁呪から救われ、女神族のいる天空へ帰った。
キャメロットの王
アーサー
國立 幸
〈七つの大罪〉に並ぶ強大な魔力の持ち主だが、まだその力を扱いきれていない少年。王として安息の王国を作ることを自らのすべきことと定め、「聖戦」で多くの命が失われたキャメロットへ、マーリンと共に帰国する。
二代目妖精王
ダリア
中村悠一
霊槍「ダレンハート」を操る、妖精族らしからぬ筋骨隆々の大男。「聖戦」の間姿を消していたが、ダリアと共に突如魔神族を襲撃。新たな魔界の王を名乗り、〈七つの大罪〉に向けて妖精族と巨人族の軍勢を送り込む。
巨人族の名工
ダブズ
神尾晋一郎
巨人族としては小柄な体で、巨大な鳥に乗って行動する。妖精族と巨人族の軍勢に自身が作り出した武器を与えるだけでなく、巨大な盾「フライングソーサー」や、敵を切り刻む「死神の鎌」を操り、自ら〈七つの大罪〉を襲う。
最高神
倉科カナ
女神族を束ねるエリザベスの母親。娘と恋に落ちたメリオダスに“永遠の生”の呪いをかけた張本人。魔神族を統べる魔神王とは対立しており、すべてが謎に包まれている。